今回は初の真冬キャンプツーリングとし2019/1/26(土曜)-27(日曜)に実施。自分は朝一の仕事を終わってから車で直行。1名を車で行く事で快適グッズおよび食事や火器類を持って行くので、バイクメンバーは防寒重視で積載出来ると同時に、もしもの時のエスケープゾーンとして車を用意。ビビってるわけじゃないんやで松田先生。これがあとになって、どんなに良かった事か。。過酷過ぎたので写真もほぼなく、色々あったので前回同様、箇条書きレポートとして記載します。
- バイクメンバーは午前中に到着、車で直行した自分は15時ぐらいに到着。
- 今回のキャンプ場は「ふもとっぱらキャンプ場」
- ここから地獄の「超強風」に突入。
- まずみんなで快適に過ごせるように購入した大型スクリーンタープ(新品)を設置するにも強風で設置出来ず、アルミポール曲がり破損。
- 予備で持って来た小型テントに切り替え設置。
- 設置時は7度ぐらいあった気温が夕方から急遽マイナス温度に突入。
- バイク用電熱ウェアで体温維持しようと専用バッテリーを高い金出して、この日の為に用意するが充電忘れで、ただのジャケット。
- 鍋を設置し、夕食をスタートするもずっと強風でタープポールを掴みながら怯えてメシ食べる。
- ビールやチューハイを飲むが体の芯から凍え、500ml缶の後半は自然と凍る。ようこそマイナス環境へ。
- 箱ティッシュペーパー最高。鼻水対策で。
- ハイパワーガスを使用するが加熱に時間がかかり、すぐにガスがなくなる。
- 飲み物を焼酎のお湯割りに切り替え、とっておきの焼酎を飲む為、お湯を沸かすが遅い。
- ようやくお湯割り飲めるかと思うと砂混じりの強風で食べ物、飲み物が砂まみれで心折れる。
- あきらめてキャンプ場内の風呂に行く。
- 風呂に入るが団体の学生が湯船の中、雑談が大きな声でうるさい。
- ただ、その大声も自分の体温を戻す事に集中すると、あまり気にしない。
- 戻るも、あまりの寒さに自然と涙が出てきた。なんの感情や。
- さすがに星空がすごいキレイ。ただ、そんな事はどうでもいい。寒い。
- 強風でバイクが一台、倒れてハンドルガードが破損。
- とりあえずテント内に入り、就寝準備。完璧防寒なので全く寒くない。
- しかし超絶強風が襲い、テント内の吊り下げLEDランタンがエクソシストがいてるんかってぐらい揺れまくる。
- 強風でテントの天井が顔面に当たる。フレームが釣り竿ぐらい曲がってる。
- テントが吹っ飛ぶと感じたので外に出るが、他の周辺のテントも崩壊しまくる。
- メンバーの新品テントのメインポールがねじ曲がって折れて破損。
- そのメンバーと自分は車に入って退避する。
- 翌朝、用意していた朝食は誰も食べる気力なし。
- 退避しなかったメンバーもテントは形状的に強風に耐えたと思っていたが、フレームが折れ破損。
- 自分の予備テントも結果、無人で耐えたと思ったが、フレーム変形破損。
- 日の出の富士山がキレイ。でもそんな事全くどうでもいい。心身ともにクタクタ。
- 片づける際も強風があり、最後まで邪魔をする。
- このレポート書いてて、思い出す度に強風に腹立って来る。
- 現地解散の為、全員見送ってから出発しようと思っていたが、メンバーの一人のバイクがエンジンかからず。
- 多分、夜間のテント破壊があった際に、エンジンかけずにヘッドライトを付けて退避活動をした事や、気温の低下でバッテリーがあがった事が原因
- 結果、レッカー移動の為に手配。
- レッカー待ちの為、車で近くの「道の駅」に行って待機と朝食。
- 朝食に怒りのカツカレーを食って、胃がもたれる。
- キャンプ場にレッカーが到着連絡が入り、現地に行くとめちゃくちゃデカい大型レッカー車。
- そのレッカーにバイク一台だけなので、注目される。
- レッカー後に最寄りのバイク屋で確認すると、やはりバッテリー上がりだったので、すぐにエンジンがかかり、その足でメンバー帰路へ。
- 結果、車あって良かった。
- 帰宅前に車を洗車すると左後ろ扉にうっすら謎のへこみ傷あり。
今まで色々キャンプ経験しているが、こんな恐怖体験したことがない。オレンジ村では灼熱地獄で死にかけ、今回は寒さと強風で死にかけ、ヤバかった。色々あったが人生は経験の積み重ねやで阿藤くん。
温度測定した結果(18:00から翌朝6:00)最低温度が-7℃、平均-5℃の環境。強風があったので体感は-10℃ぐらいあったと思う。すぐにリベンジする気力はなく、暖かいシモンズベッドで寝れる幸せを感じる。
P.S.曲がったテントフレームはゆっくり考える事にしよう。
走行距離:280km