キャンプツーリング(オレンジ村オートキャンプ)3回目

2020/12/12-13(土日)キャンプツーリングをメンバーのみで実施。参加メンバーからのレポートがUPされたので、そのまま以下に転記。
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今回もクラブ代表であるyonaさん不在の中、パーフェクトキャンプを目指すことに。
目的地を千葉県南房総市のオレンジ村オートキャンプ場に設定し、走行は少なめでキャンプをメインとした。

当クラブでは過去にオレンジ村を2回利用させて頂いたが、1回目は満員のために駐車場で宿泊、2回目は予約したのだが何故か記録に残っておらず満員と相まって駐車場で宿泊しており、実は一度も正規のエリアに入ったことがない。
※補足:1回目も予約したが受付時に記録なし。

3回目の今回こそ難民を脱出し、上級国民入りを目指す。

チェックイン1ヶ月前に電話予約して万全の準備を整えるが、開催1週間前になると千葉県の天候が怪しくなってくる。
比較的天候が良い神奈川エリアへの鞍替えも検討したが、前日に房総半島の降水確率が低くなったので当初予定通りとした。
往路は久里浜港からフェリーで房総半島へアクセスし、反時計回りの要領で海沿いを走るルートを設定したが、房総半島到着後にまさかの雨天となる。
雨具が欲しくなるレベルの雨量だったが、午後から晴れる予報だったので昼食をとってからオレンジ村に向かうこととした。しかし、冬の初めに降る雨はやはり辛く、メンバーから神奈川エリアにした方が良かったのではという雰囲気を道中でたびたび感じたが、気にしない。
昼食はラーメン愛好メンバーが見繕ってくれた華の蔵というラーメン屋に立ち寄った。人気店で行列ができていたが、そこまで待たずに入店できた。
魚介系ベースが売りのようで、魚臭さはなく美味しかった。
昼食後にオレンジ村へ到着。雨は既に止んでおり、サイトには多くの人がチェックインしていた。
予約時に希望エリアを伝えていなかっため、もう一等地は満員なのではと不安になりながら案内所に行くと、予約簿に自分の名前が見つからない。

またか。また予約できなかったのか。いや、予約はしたのだが記録に残っていないのだ。管理人と共に予約簿の隅々を見るが、やはりない。
このままではパーフェクトキャンプどころかキャンプ自体が怪しく、若干焦るがそこはオレンジ村クオリティ。別の管理人がやってきて、ひょいひょいと予約簿を調整して我々の宿泊区画を作り出した。作り出せるんかい。相変わらずの謎システムである。
オレンジ村には高台にある第1キャンプ場とそこから少し離れた第2キャンプ場の2種類がある。
我々に与えられた区画は第2キャンプ場で、その入口まで行けば現地にいるスタッフが案内してくれるという。
「第2キャンプ場ってどんな場所ですか」とメンバーに聞かれるが、今まで駐車場より先に立ち入ったことがないので知る由もない。
雨で濡れた泥道を冷や冷やしながら走って第2キャンプ場に着くと、用意された区画は非常に広く、大変驚いた。テント4つを張っても焚火エリアとバイク置きスペースが十分に取れる。おまけにフラット。

満員のはずなのに何故ここを確保できたのかは謎だが、とにかく当クラブはついにオレンジ村に真のチェックインを果たした。
最初のチャレンジから実に2年越しの快挙である。yonaさん、我々はついに上級国民になりました。チェックインでごたつきはしたもののオレンジ村は根強い人気を持つキャンプ場であることは間違いなく、その理由の1つが薪やシャワーを無料で提供してもらえることだ。
ただ、薪は工業資材を放出したものなのでとても長く、自前の鋸などで加工する必要がある。そこで、テント設営後に買い出し班と薪調達班の二組に分かれることにした。メンバーがこの日のために調達してくれた鋸とナタは大変使い勝手がよく、それなりの量の薪を用意できた。

帰着した買い出し班を出迎えてバーベキューを開始。執筆者は何故か酎ハイ1缶で悪酔いし、比較的前半からグロッキー状態だったので宴会の様子は割愛する。トイレで吐いてた記憶しかない。
就寝する頃にはあたりは相当寒くなっており、測定はしていないが予測最低気温は5℃ほどだった。

執筆者は春〜秋3シーズン用のシュラフ(寝袋)を持ち込んだのだが、寒くて辛かった。シュラフの最低使用可能気温はマイナス5℃なので、冬の頭なら大丈夫だろうと高を括っていたが、甘かった。特に足先の冷えが厳しく、靴下を履いていても全くだめ。ホッカイロを持ち込んでなければ寝付けなかったと思う。

やはりバイク用品と同じで3シーズンものは性能が中途半端になりがちかと思いながら朝を迎えたが、起きて足先を見てみると靴下が前日の雨のせいで濡れていた。そりゃ寒いわ。アホか。
朝食はホットサンドメーカーに肉まんを挟んだものをメンバーに焼いてもらった。外はカリカリで中は肉まんという新食感で焼き小龍包の感覚に近い。前回はホットサンドメーカー×餃子で美味かったが、執筆者はこちらの方が好きになった。
帰路はフェリーと陸路で分かれるため、金谷港近くまで移動し温泉に入ってから昼食を取る。
案内するメンバーが港から少し離れた場所を昼食場所に選んでくれたので、空いており大変快適だった。
昼食後は陸路メンバーと分かれ、残りのメンバーと共にフェリーに乗船し、港到着後に現地解散とした。

今回のキャンプは終始ウェットコンディションに見舞われ、バイクも泥だらけになったが、当クラブのキャンプメンバーは、ふもとっぱらキャンプ場の暴風で新品テントのポールをへし曲げ、焚火中にうたた寝して履いてるクロックスを炎上させる豪の者の集まりである。よってこの程度のコンディションは屁でもなく、誰も泣き言を言わなかったのでパーフェクトキャンプを実行できたと言える。

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管理人:yona

横浜市神奈川区 在住
はじめまして、当クラブの運営管理をしていますyonaと申します。色々なバイクを乗り継ぎ、バイク歴15年以上です。約14年前に地元大阪から仕事の都合で転居し、現在に至る。気軽で楽しいバイクライフをコンセプトに当クラブを立ち上げる事になりました。皆さんの入会をお待ちしています。